ケヤキのこね鉢　62センチ　でかい

大きなケヤキの樹でした　荒挽きをしてから一年半やっと本日仕上げることになりました。

何度か挽いてカタチを整えて来ましたが今日が最終です。

南木曽ねこを背負って仕上げカンナを慎重に入れていきます。

ここが一番緊張するところ、刃物の角度が重要です。

今日の手作り刃物は抜群に切れ味良し　最高です。

真ん中の仕上げにも気を遣います。

回転が外側に比べると小さく遅い回転になっているからです。

刃物を研いで一休み。

いよいよ外側の仕上げです。

ラインが崩れないように自然な曲線が挽き出せるかが勝負です。

手で触った時に不自然な感覚があればやり直しです。

完成です

大きさ直径62センチ　高さ20センチ　迫力のこね鉢。

ケヤキで作ることはそんなにあることではありません。

木目の美しさと仕上げた安堵感でジワッと疲れが出て来ました。

どんな人が使ってくれるのでしょうか？

モノ作りをするモノにとっては使ってくれる人の笑顔が最高のご褒美です。